こもれびログ 〜ニューヨーク在住プロダンサーの日々〜

私の目線から、きらきらと輝く毎日について。

プライド月間って何?[Pride Month]

皆さんこんにちは、Mamikoです。
6月は終わりに近づいていますが(もう日本時間では終わってしまったかも…)
今月は”プライド月間 (Pride Month)”と呼ばれる大切な月なのです。
 

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Pride Parade(プライドパレード)の様子
皆さんはご存知でしょうか?
日本でも少しづつ認識が広がりつつありますが、まだまだ大衆には知られていないような気がします。
 
そんな訳で今日は成り立ちやアメリカで起こるイベント、お祝いの仕方などをお話しできたら良いなと思います。
 
Pride Month = 個人のセクシュアリティー、ジェンダー性自認)を互いに認め合い、尊重し合うことを再確認する月間。
 
一番の目的は個々それぞれの個性、私はこういう人だ!ということをリスペクトし合い再確認すること。
LGBTQIA+コミュニティーの人々により多くのスポットライトを当てて認識を高めようという、そういった時間なのです。
 

そもそも、”LGBTQIA+”って何?

 
”LGBTQIA+”という言葉はセクシュアルマイノリティーを表す1つの言葉として認識されています。
セクシュアルマイノリティーには、性的指向(Sexual Orientation)と性自認(Gender Identity)の2種類に大きく分けることができ、
その他の性の多様なマイノリティーも表現できるよう、”+”と付け加えられています。
 
L - レズビアン(女性の同性愛者)
G - ゲイ(男性の同性愛者)
B - バイセクシュアル(両性愛者)
T - トランスジェンダー(生まれ持った身体の性と心の性が違う。性自認の1つ)
Q - クエスチョニング(自分の心の性が何かまだ分からない、決めていない人)
I - インターセックス(生まれつき男女両方の身体的特徴を持っている人)
A - アセクシュアル(恋愛感情や性的欲求を抱かない人)
…などなど。
 
セクシュアルマイノリティーの認識は高まりつつあり、
様々に自分の性を表現できるようになってきました。
 

1人1人、私たちは何ができるだろう。

 
個人のセクシュアリティーをお互いに受け入れて、1つの意見に縛られない、
アライ(Ally - マイノリティーを認識し、友好的に支え合う仲間のような存在)になれたら、一番素敵だなあと私は思います。
 
自分のセクシュアリティーを認めるには時間がかかることが普通だと言われています。
今まで支えてくれた家族や仲良くしてくれていた友達の反応を気にしてしまうことによって自分の本当の声が押し付けられてしまうことも。
一声に、”私はいつもこうだったから!”と言っても、時間が経つにつれ見えなかった自分自身が後から見えてくることもあります。
 
そして何かを認める、ということには相当な勇気が必要。
勇気を持って自分とは誰なのかを表現することをは人一倍のエネルギーを使う。
その勇気を、希望を、1人1人の個性の光を受け入れ合うためにPrideは存在するのではないかなと、
そうして受け止め合えたのなら、優しい世界になっていくのでは無いかな、と私は思います。
 

なぜ6月がプライド月間なの?

 
1968年6月28日にニューヨークのゲイバー、ストーンウォール・インで、
警官が差別的にセクシュアルマイノリティーコミュニティーを店から追放したことにより勃発した”ストーンウォールの反乱”がきっかけとなり、ゲイ解放運動や様々なムーブメントが起こり始めました。
 
それを記念して6月がプライド月間とされたのです。
 

ニューヨークではどんなことが起こるの?

 
ニューヨークでは毎年大きなパレードが行われたり、町中で様々なイベントが行われます。
今年は6月最終週末(先週末ですね)に一年越しのPrideパレードが行われたようです!!
 
街もコロナのダメージからエネルギーを取り戻しつつあり、
活気に溢れたニューヨーカー達の姿をSNSで拝見していました。いやあ、嬉しい限りです!
私はちょっと街から出ていたので参加できなかったのが残念でした…また来年ですね!
 
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このブログを通して、皆さんに少しでもLGBTQIA+のコミュニティーのこと、
プライド月間のことについて知っていただけたらとっても嬉しいです。
 
それでは今日はこの辺で!
 
Mamiko
 

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