こもれびログ 〜ニューヨーク在住プロダンサーの日々〜

私の目線から、きらきらと輝く毎日について。

【ダンサーとして、人として。】自粛生活で気付いた、23歳の私にとって大切なこと。

 

お久し振りになってしまいました。

気づけばもう8月。2020年も夏になり、そして秋に向かっていきますね。

 

皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

 

私は元気です。

まだニューヨークシティーに居て、毎日を生きてます。

 

3月からの生活を思い返して見れば、

私の生活は随分と変わってしまったように思います。

 

ダンサーとして仕事をもらう。仕事をする機会を毎日探してバタバタしていた日々から一変、

自分の気持ちと向き合うことが中心となる日々が続きました。

 

まだまだ舞台の世界は元に戻らないかもしれない。

ニューヨークのエンタメ界はかなり打撃を受け、大きな舞台の再開の見込みは2021年以降となっています。

 

今でも、悶々としてしまう時があるのは事実です。

 

ですが、8月の時点で私の身の回りで変わったこと、良くなりつつあることが沢山あります。

 

そして何よりも、私の中でのポジティブな変化があったことが一番大きいかもしれません。

 

今日は今現在の私が、今まで気付くことができなかった

大切なことについて書いてみたいと思います。

 

 

小さな幸せが、全て 

 

コロナに入って仕事がなくなってしまって、イベントもない、友達ともなかなか会えない。

なんだか張り合いがなくて毎日憂鬱になってしまったり。

 

でも、この自粛生活中に、この何でもない毎日の中にある

小さな幸せが全てなんだなと感じました。

 

例えば、美味しいものを食べてほっとしたり、

好きなことを友達や大切な人と共有して笑いあったり、

晴れている空の下で散歩をしたり、

心地よい布団に包まって眠ったり、

知らない人と小さな会話をしたり、

 

本当に小さなことで、幸せになっていいんだな。

小さなことで、心がいっぱいになっていいんだな。

何もしなくても、これで十分と感じていいんだな。

 

何だか一番大切なことに気付けたような気がしました。

 

できることを、こつこつ進める

 

外に出てもやることがなかったり、遠隔でしか友達と触れ合えなかったりすると、

できることが限られてしまっているような気がします。

いつもの生活のリズムではないので、なんだか封鎖的になって、何にも手をつけられないような気持ちになってしまうこともありました。

 

ですが、やれることは探せばどこにでもあるのです。

そして、何をやっても、何を始めても、間違いなどないのです。

 

例えば、今まで読みたかった本を読んだり、

体を鍛えるトレーニングを欠かさずにしたり、

今までやったことのないことをオンラインで学んだり、

捨てられなかった服の整理や部屋の掃除をしたり、

遠く離れた家族や友達と近状報告をしたり、

 

少しづつでいいのです。

こつこつと行動を始めて、重ねていくことが大切なんだと気づきました。

 

焦らない、比べない、間違いを恐れない

 

私の癖:焦ること。

 

どうしても、壁にぶつかると焦って行動してしまうのが私の癖で、

この自粛期間中に何度も焦る気持ちが盛り上がってしまって、

苦しくなってしまったときが幾度とありました。

 

ダンサーとしての仕事のなさや、動いていないことによる体力や筋力の減少、

23歳にもなるのに大人として行動できているのか、これからどうしていくのがベストなのか。

 

焦る&不安になる要素が盛りだくさん。

 

そんな中で気付いたのが、

焦ったら立ち止まること、周りと自分を比べないこと、間違いを恐れないこと。

 

焦って本心でない行動をとってはますます苦しくなってしまうので、

立ち止まってもいいんだよ、と自分に言ってあげることで少し落ち着くことができました。

 

どうしても周りと比べてしまいがちになってしまう時には、

SNSから少し遠ざかってみたり、比べるのは過去の自分とだけ!とルールを決めて、

自分にリマインドし続けることで、比べたくなってしまう気持ちを抑えることができました。

 

間違いを恐れない、というのはどうしても難しいことですよね。

”初心を常に保つこと” ー私もまだまだ練習中です。

間違いに気づいた時に直せる素直さ、間違えてもなんとかなる!と

ポジティブな気持ちを保つことが、新しいドアを開いていく鍵なのだなと思いました。

 

きちんと休む

 

今まであまり寝付くことに重きを置いたことがなく、

(というのもいつも布団に入ると秒で眠りに落ちる&眠いとどこでもすぐ寝てしまうので…)

眠るということがとても難しいということがあまりなかったように思います。

 

ですが、この自粛生活で寝つきが悪くなってしまったり、

眠りに落ちる寸前まで考え事をしていたり。

休む、ということが難しいな。と感じました。

 

休める時に休む。眠れない時には気持ちを落ち着けるために音楽を聴いたり、

ストレッチをしたり、空調を調節したり。よく眠れるように工夫をするようにしました。

 

次の日の気分や、体調も左右してしまう睡眠。

眠れなくても、たくさん寝てしまっても、自分を責めないことも大切だなあと感じました。

 

支えてくれる人、周りにいてくれる人を大切にする

 

この自粛生活で、人との関係性が変わってしまったり、連絡が取りづらくなってしまったり。

色々な変化が人と人との間に起こっていると思います。

 

そんな中でも、気にかけてくれる人、サポートしてくれる人がいるだけで

本当に気持ちがふんわりと落ち着くんです。

一人じゃないと思わせてくれる大切な人、仲間たち、友達、家族。

そんな人たちを大切にすることが私の中で大切なんだなと気付きました。

 

人のことを気にかけるって、簡単なことではありませんよね。

手を差し伸べてくれる人たちがいることって本当に有難いなと改めて感じられました。

 

そんな風に、私も大切な人たちに手を差し伸べ続けることができるように、

気にかけることができるように。と、思いました。

 

 

________

 

 

読んでいる中で、何か共通していること、

同じようなことを感じている方がいたら、嬉しいなと思います。

 

そうでなくても、読んでくださってありがとうございました。

 

秋に向けて、24歳に向けて、新たなドアに向けて、

進んでいこうと思います。

 

 

ではでは。

 

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